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「きかんしゃトーマス ブルーマウンテンの謎」劇場レポート

レビュー
05 /26 2013
少し前に「きかんしゃトーマス ブルーマウンテン」を観て来ました。
もう5月も下旬ですからほぼ需要無しとは思いますが、せっかく観て来たので本作の脚本や声優、館内の様子などについてお伝えしたいと思います。
かなり長い&ネタバレが超多いので注意。
何を隠そう私、大画面でトーマスを観るのは初めてです。
と言うのも、「魔法の線路」公開時はまだ幼過ぎてトーマスの存在を知らず、続く2作目以降はと言うと、トーマスの対象年齢をとっくにオーバーしていましたから。恐らく日本のトーマスファンの中で我々の年代は最も不幸でしょうね。
しかも、トーマスを上映する映画館が近くに無かったというのもあります。今回行った映画館も、トーマスを上映するのは「伝説の英雄」以来です。英雄の時にはまだネット上で語りまくるほどトーマスにのめり込んでいなかった+中学生であるが為に行動範囲が限られていたので、劇場へ観に行くには至りませんでした。
そんなこんなで、今回初めてトーマスをスクリーンで観ることとなったのです。
ブルーマウンテンの謎
開始10分前に到着。トーマスは午前中の2回しか上映されません、嗚呼悲しや。
勇気を振り絞って言った「『きかんしゃトーマス ブルーマウンテンの謎』高校生1枚お願いします」の言葉を嫌な顔一つせず受け入れてくれた受付のお姉さん、本当に感謝します。
…ただ「一般割引」の4文字が胸に突き刺さる…。

噂には聞いていましたが、劇場内はガラガラでした。家族5組ぐらいしかいなかったのではないかと。とは言え、親子連れしかいない場所に男子高校生が1人ポツンと座っているのはやはり辛い。

子ども向け映画って、本編前の予告編はやはり少ないんですね。CM2つとアンパンマンの予告のみ。で、図らずも戸田さんの声を聞くことに。
てか、サンドウィッチマンがアンパンマンにゲスト出演するって話、本当だったんだ。

トーマスのように対象年齢の低い作品の場合は照明が明るいままで上映する所も多いみたいですが、僕が訪れた映画館では容赦無く真っ暗になりました。子どもが多いとは言え、やっぱり暗い館内こそ映画の醍醐味ですよね。泣き出す子とかもいなかったし。

早速画面に現れたのは、ハット卿の友人で高橋英樹さん演じるタカボウシ・ヒデキ卿。本編の前に分かりやすく解説してくれます。
「みんなはトーマスが大好きかな?」「この島の名前を知っているかな?」という問いに子ども達が「大好き」「ソドー島」と呟いていたのは微笑ましかったです。
それと、ヒデキ卿の「Blue Mountain」の発音がやたら良くてワロタ。

そして比嘉さんによるタイトルコールからの本編開始。
冒頭からいきなり「レニアス!」と言った子がいたのは感心しました。いつの時代にも、トーマス好きの子どもはどんなマイナーキャラの名前であれ覚えられるんだなぁと。
坪井さん演じるメリックは明らかにトビーでしたが、若干声を変えようとしているのは分かりました。
河本さん演じるパクストンの声については事前に色んな話を聞いていました。「結構低い」「悪人風」「こうしくんに似てる」「オカマっぽい」などで、どちらかと言えば不評でした。ただ、個人的にはなかなかハマってたように思います。英米版にも似た声でさほど低くもなく、かと言ってオカマ系ほど高くもなく。口調や声の高さは確かに少しこうしくんに似ていましたね。悪人っぽいとは感じませんでした。強いて言うならルークの件をディーゼルに密告するシーンでちょっと子分ヅラしてるように見えましたが、それも声より口調の影響が大きかったのではと思います。にしても、ロッキーもダートもパクストンもみんな声がまるで違い、河本さん流石だなーと思いました。
それより、Twitterでも言ってる人がいましたが、「パクストン」のイントネーションに激しい違和感。「パ↓ク↑ス↑トン↓」ではなく「パ↑ク↑ス→トン↓」なんですね。彼を初めて見た子ども達は何の疑いも無くパ↑ク↑ス→トン↓と発音していましたが。
それから、金丸さんのオーエン。ヘンリーっぽさを残しつつもオーエンのキャラに合った低い声で良かったです。
開始から間も無くトラブル発生。崩れ落ちるブロンディン橋の要石。暴走するレニアスと貨車。中村レニアスの絶叫がホラー映画並みでビビりました。
パクストンの「…いて」には子ども達もクスッとしてました。

そしてOP。
英国版ナレーターのマイケル・アンジェリスの文字は何とかして消すなりジョン・カビラに書き換えるなり出来なかったんですかねぇ。

プロローグとOPが終わり、トーマス登場。吉岡さんのアニクラはもろメイビスでした。
そしてウィンストンとハット卿も登場。ウィンストンに振り回される納谷ハット卿の声が、やる気を失った酔っ払いみたいだったw
羽多野さんのウィンストンは、TV放映時より若干ハロルド寄りの声だった気がするけど、気のせいかな?
ハットちゃんとウィンスたんのコントは子ども達に割と好評だったようで。
パクストンの「エミリー姐さん」については既にTwitterで散々触れたので特に何も言わぬ。

採石場にやって来るトーマス。
にしても、レニアスの擦り傷を利用した伏線はほんと良く出来てますよねぇ。
とここで挿入歌「Working Together」。EDならともかく本編の途中で英語のみの歌が流れる訳ですからちょい退屈ですよね。いい曲だし映像も興味深いのですが。
劇中のBGMや挿入歌が半音下がっている件は、新鮮に感じられかえって楽しいです。

2日目のシーンにて、本作のキーキャラであるルークが登場。
それにしても、樫井サー・ハンデルの声はどうしてこんなに老けているのか。
「あの緑色の機関車は〜」の問いについて「ルークだよ!」としきりに主張している子がいました。
スカーロイがルークの秘密をトーマスに話すシーン。やはり梅津さんのスカーロイは声が少々優し過ぎる気もします。まあ、あまり低かったりすると子どもが怖がりますからね。

その後、パーシーとヘンリーとトーマスによる懺悔ショー。あなにおちたトーマスの部分では、トーマスの話し方のせいかエミリーの反応のせいか、コメディ要素が増していたような。
看板の「はいるな!きけん」の字幕。別にいいんだけど、何か違和感が。

トーマスとルークの正式な対面。
羽多野さん、やっぱイケボですね。若々しくもどこか哀愁漂っていて、かなりいい感じでした。
そして2度目のWorking Together。

ルークが自らの過去を明かすシーンでは、彼の声が常に僅かな悲しみを帯びていて、それがまた涙を誘う。

英語に関して勉強不足なので、英米版ではよく分からなかった台詞が「ああ、こんなことを言っていたのか」とか思うシーンもたまにありました。

それはそうと、トーマスはエドワードに「黄色い機関車って知ってる?」と聞いてたけど、ただの黄色い機関車ならビルベンとかステップニーとかモリーとかいっぱいいるでしょうに。
ディーゼル整備工場。ケン・サンダースさんのディーゼルは更に悪役っぽさを増しています。

港のシーンでは、ディーゼルとクランキーの悪役(?)同士の会話が新鮮でした。ところで、クランキーはビクターの正体を知っているんだろうか…?
あと、パクストンの「何かすみませんトーマスさん、悪気は無かったんです」が妙に軽いw

やがてビクター登場。坂口さん自らがスペイン語を話します。原語版と同じ言葉を、流暢にしかも聞き取り易く。これならスペイン語圏の人にも通じるのではと思いますね。
最初はいつも通り陽気な雰囲気だったビクターの声がだんだんシリアスになっていくのも印象的でした。

ディーゼル、パクストン、メイビス、ウィンストン、ハット卿。
メイビスの「ありがとうディーゼル、とっても親切ね」が悪意に満ちてて、このシーンが最も2828してしまった。

しっかし、ジェームスはどうしてこうもオカマ的なんだろうね。

採石場に到着したトーマスの言葉を誤解し、彼から離れて行く高山鉄道の機関車達。
普段は頼りなさげな梅津スカーロイも「お断りだ!」「この裏切り者!」と、英米版ほどではないものの迫力がありました。
そう言えば、前作ほどではないですが「永遠に追放」「裏切り者」「匿う」など子どもには難しい言葉がたまに出てくる辺りにもトーマスの魅力を感じましたね。
羽多野ルークの怒りっぷりにも迫るものを感じました。

そしてその後の緊迫感溢れる名場面。
ディーゼルの「嘘吐くな、トーマス!」は本来シリアスな台詞ですが、嫌味たらしいディーゼルの喋り方が若干のコメディ臭を醸し出しているのも面白い。
パクストン乙です。

標準軌と狭軌の違いによりクラッシュするトーマス。その後ろに現れるルーク。蘇る悲劇。
しかしルークは見事トーマスを救い出します。本作最大のクライマックスですね。

ハット卿とミスター・パーシバルが到着。
ルークを知らない筈のパーシバルが「トーマスとルークを〜」と言ったのはやはり気に入りませんね。「those engines(あの機関車達)」を分かりやすくしようとしたらルークまで訳してしまったということなんでしょうが。まあ、ルークの車体に書かれた名前を見たと解釈するのが1番でしょうね。眼鏡掛けてるなら遠くの文字も見えるだろうし。現に「トーマスと」と「ルークを」の間に一呼吸あり、その際にパーシバルがルークの方を一瞥するのを僕は見逃しませんでした。

その後ビクターとの再会を経てパーシバルの鉄道へ迎えられるルーク。
仕事サボりをハット卿に許されたトーマスの「すみません、感謝します」という答え方は何かいいなと思いました。
そしてトーマスシリーズ最大のテーマ「本当に役に立つ仲間だ!」の台詞と共にハッピーエンド。

サム・ブリューイットの名曲「Blue Mountain Mystery」。鳥肌は立ったんだけど、何度も聴いていたので初めて聴いた時のような感動は味わえませんでした。
エピローグにて最後の伏線回収。「ジャジャーン!」「「レニアス!」」「いい色だろ?」

と、まあこんな感じでした。
あったのか無かったのか、パンフは貰い損ねてしまいました。
某氏みたいに抜群の記憶力があるわけではないので、台詞や声って結構すぐ忘れちゃいますね。TV放送まだかなぁ(←
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Konkon

どうも管理人です。
きかんしゃトーマスが好きなだけの一般人。よろしくお願いします。